リーダーになる人に知っておいてほしいことは読書感想文向けか。要約しつつ感想・書評

処方de書評

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当ブログは薬の処方箋の表記を意識した書き方になっているよ。初見でも伝わるとは思うけど、以下の説明を読んでもらえるとより楽しめるので良かったら一読してね。

【書名】
リーダーになる人に知っておいてほしいこと

【用法・用量】
成人(18歳以上)、1日1~6ページ程度を限度とし、リーダーに必要な考え方や行動の基礎を学ぶこと。ただし、1つ1つの教えはページ数こそ少ないが本質的な内容なので、何度か読んでは日々の仕事に取り入れるということを繰り返してようやく自分のものになると心得るべし。

出典:松下幸之助「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」(PHP研究所、2009年)

【効能・効果】
●リーダーに必要な素養が身に付く●精神力が強くなり厳しい状況にあっても乗り切れる●人間として成長し成功できる

【製造・販売元】
松下幸之助述 松下政経塾編 PHP研究所刊

【注意】
本書が指すリーダーは政治の範囲まで及んでいる。政治についてまで考えなくてもよいと思ったら「社会に役立つ」と読み替えると受け入れやすくなる。

【備考】
新たにリーダーになる人、リーダーを目指す人、すでにリーダーになっているが苦労している人などに是非読んでもらいたい。リーダーは「自分は運が強い」と考えて志を実行できるように精進し、人間力・精神力・決断力、そして知識よりも知恵を常日頃から磨き上げておかなければならない。厳しく感じるが、これを意識しているか否かで数年後には大きな差が生まれる。本書はⅠ部「成功するために知っておいてほしいこと」、Ⅱ部「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」の2部構成。Ⅰ部はリーダー以前に「よいことは素直に取り入れる」「その日その日を生きる」など人として成長するために大切なことが書かれていて、Ⅰ部だけでも読む価値が十二分にあると感じた。松下幸之助氏の話がベースのため口語体で書かれている上に全120ページ程度と読みやすく、値段は税込で¥1,000ちょっとと破格。読書感想文を書くなら、本書は読みやすさ・入手しやすさに加えて、戦後の日本を牽引した松下が大切にしたことを読んで、令和の時代では何を大切にしたいかという視点で感想も浮かびやすいのでオススメの1冊と言える。

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