坪田信貴の本「才能の正体」を要約。感想も含めて書評

処方de書評

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当ブログは薬の処方箋の表記を意識した書き方になっているよ。初見でも伝わるとは思うけど、以下の説明を読んでもらえるとより楽しめるので良かったら一読してね。

【書名】
才能の正体

【用法・用量】
成人(18歳以上)、1日3~10ページ程度を限度とし、才能とは何かを改めて知って自分に合った才能の見つけ方、伸ばし方を学ぶこと。ただし、著者が学習塾の経営者なので子供への指導に関する記述が第2章に約50ページある。内容がしっくりこなかったら読み飛ばすか、子供を「部下」「後輩」などと読み替えるとヒントになる。

【効能・効果】
●自分や周りの人たちの才能が見つかり伸ばせるようになる●物事を簡単にあきらめなくなる●奇跡が起こせる

【製造・販売元】
坪田信貴著 幻冬舎刊

【注意】
才能が開花するまではそのための行動を続ける必要があり、周囲の影響も受ける。地味で細かいこともあって挫けそうになるが、本書を助けに、自分を信じて進もう。

【備考】
才能は誰にでもある。ただ、その見つけ方や伸ばし方がわからないだけ。才能の本質を明らかにし個人のみならずチームの能力向上を可能にする1冊。才能とは抜きんでた能力を周囲が認めた結果でしかなく、「才能がある」と言われる人たちは皆その人に合った動機付けがあって、そこから正しいやり方を選んでコツコツと努力を積み重ねている。「才能」も「人生」も気分が9割。才能を活かして未来を明るくするか否かは自分次第なのだ。たいていの不可能というのは「私にはできない」という思い込みによるものだから、能力を伸ばすには「どうしたらできるか?」というHow型の思考にするとよいという内容は、誰もができて重要な第1歩と感じた。

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