時間がない!は『〈図解〉時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣』で解決!

ツナグ図書館

この記事は、なかなか自分の時間が取れない時にどうしたら時間が作れるかを、時間を「うまく使う人」と時間に「追われる人」を比べて解説している本を紹介しています。時間づくりに重要な考え方も書いていますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

【書名】
〈図解〉時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣

【著者・出版社】
滝井いづみ著 明日香出版社刊

【おすすめポイント】
●時間を「うまく使う人」と「追われる人」の対比を自分に当てはめて考えられる
●見開き2ページで1項目が完結していて図解や表による解説がわかりやすい
●思考法からスケジュール管理、メンタルケア、人生設計まで、時間に関する幅広い面で参考になる

【本書はこんな感じ】

本書は

・仕事やプライベートで常に時間に追われている
・やるべきことが多く、何から手をつけていいかわからない
・効率的な時間の使い方を学びたい

など、時間の使い方に悩むすべての人にとって、日常生活をより充実させるためのヒントが詰まった1冊です。

本書の構成は次の通りです。

はじめに
CHAPTER1. 思考編
CHAPTER2. スケジュール管理編
CHAPTER3. ムダとり・時短編
CHAPTER4. 効率アップ編
CHAPTER5. 環境・仕組みづくり編
CHAPTER6. メンタル編
CHAPTER7. 人生編
おわりに

時間に対する考え方や価値観を見直したり、効果的な予定の立て方や時間の見積もり方法や無駄を省き、効率的に時間を使う工夫などが見開き2ページで書かれていて、合計38の習慣について解説されています。

本書が大切にしているのは、自分の価値観に沿った時間の使い方をすること。そして時間を仕事時間だけでなく、プライベートを含めた24時間で考えること。「時間を俯瞰する」と表現されています。

また、1日ではなく1週間でとらえるとさらに解決策が浮かんできます。

時間を長くとらえることには次のような利点があります。

・全体の構造が見えて、幅広い選択肢を持てる
・課題の本質に沿って、最適な行動を選べる
・自分の目的に沿って動けているかを客観的に把握できる
・仕事の取りこぼしを防げる

毎日の時間に追われると目の前のことに意識が向きがちですが、一度長い時間で考えてみると毎日の時間が自分の本当に大切なことのために使えているのかに改めて気付けるわけですね。

こうした前提があって著者は、自身のタイムマネジメントコーチとしての経験を基に、時間に追われる人々が抱える悩みや課題に対する具体的な解決策を提示しています。

解決策は時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣を比較すること説明されています。図解入りなので読者自身が時間の使い方を客観的に見直せて、どうしたら改善できるかが視覚的にわかるし、頭に残りやすくなっています。

出典:滝井いづみ『〈図解〉時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣』(明日香出版社、2025年)


時間に追われる生活から抜け出し、自分らしく充実した時間を過ごすための一助となること間違いなしの1冊です。読みやすいだけでなく、税込でも1,000円でお釣りがくるというのも魅力。どうぞお手に取ってみて下さい。


なお、本書は僕が参加している書評チーム「ツナグ図書館」を通じて読ませていただきました。「ツナグ図書館」についてはこちらでご紹介していますのでどうぞ読んでみてください。

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