本田直之の「レバレッジ・シンキング」を要約して書評

処方de書評

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当ブログは薬の処方箋の表記を意識した書き方になっているよ。初見でも伝わるとは思うけど、以下の説明を読んでもらえるとより楽しめるので良かったら一読してね。

【書名】
無限大の成果を生み出す4つの自己投資術 レバレッジ・シンキング

【用法・用量】
成人(20歳以上)、1日2~4ページ程度を限度とし、「労力・時間1に対して成果は無限大」となる方法を学ぶこと。ただし、“パーソナルキャピタル”や“アクティブ・リーディング”など、聞き慣れないカタカナが文中によく出てくるので、ゆっくり読んで理解するか重要でなければ思い切って読み飛ばす等、ストレスを溜めないこと。

出典:本田直之「レバレッジ・シンキング」(東洋経済新報社、2007年)

【効能・効果】
●少ない労力で多くの成果が得られる●時間的、精神的なゆとりが増える●面倒くさがりでも大丈夫と思える

【製造・販売元】
本田直之著 東洋経済新報社刊 

【注意】
「レバレッジ」とは「てこ」の働きのことだが、軽い力で大きなものを動かすためには念入りな準備が必要で、それはレバレッジ・シンキングも同じ。将来の大きな成果をいつも頭に入れて本書の内容に取り組まないと、日々の頑張りがツラくなるかもしれない。

【備考】
一生懸命働いて残業しても成果が上がらない、給料が増えなくてツラいという方に読んでみていただきたい1冊。時間にもメンタルにも余裕があるのに沢山の良い結果を残して高収入を得ている人は何が違うのか?それは「考え方」にある。本書ではその考え方を「少ない労力と時間で大きな成果を獲得する」ことの実現としている。そのためには「労力」「時間」「知識」「人脈」という4分野でパーソナルキャピタル(自分資産)を作り上げ、それらにレバレッジをかけることが重要。例えば「労力」なら行動しやすい仕組みを考えたり、意識していなくても行動するためにはどうするか?と考える。「時間」なら時間があるから成果が出ない、時間がないから成果が出ると考えて、あえて締め切りを短くする。こうして考え方を変えると行動が変わり、今よりも成果が出せるようになる。著者によると行動自体を変えるのは難しいが考え方を変えるのは簡単、だからこそレバレッジ・シンキングは誰でも取り入れられるそう。今までの働き方で成果が今ひとつなら、それをさらに頑張るのではなく、ちょっと違った視点を取り入れてみると道が開けるだろう。本書はそれにうってつけである。


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