ロルフ・ドベリ「Think clearly」を要約。思考法を紹介し書評

処方de書評

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当ブログは薬の処方箋の表記を意識した書き方になっているよ。初見でも伝わるとは思うけど、以下の説明を読んでもらえるとより楽しめるので良かったら一読してね。

【書名】
Think clearly

【用法・用量】
成人(20歳以上)、1日6~10ページ程度を限度とし、よりよい人生を送るための思考法を学ぶこと。ただし、400ページを超える本なので無理に全てを読もうとせず、目次に目を通して今の自分に適していると感じる箇所から読み始めること。

【効能・効果】
●お金、仕事、人間関係、本の読み方に至るまで人生のあらゆるシーンに対する合理的な思考が身に付く●行動力が上がる●人生がよりよくなる

【製造・販売元】
ロルフ・ドベリ著 安原実津訳 サンマーク出版刊 

【注意】
本書で示されている52の思考法は「人生が絶対うまくいく」と約束するものではない。しかし、うまくいく可能性を高めてくれるものではある。それを踏まえた上で気になった思考法を身に付けていこう。

【備考】
幸せな人生を送るにはどう生きればいいのか?よい人生の条件とは?そもそもよい人生かどうかはどうやって決めるのか?これらの問いはキリがないけれど、自分なりの答えに辿り着くための52もの思考法が書かれた1冊。「52の思考の道具箱」は雑多な知識よりもお金よりも、コネよりも、人生にとっては大切なもの。この道具箱には古代の伝統的な思考モデルから最新の心理学研究の結果、哲学や投資家の思考にいたるまで、いろいろな人生のコツがおさめられている。中には、一目みただけでは疑問に感じる「自分の感情に従うのはやめよう」「物質的な成功を手に入れられるかどうかは、100パーセント偶然によって決まる」などの考え方もその意味を読めば理にかなっている。文中終盤の「内なる成功こそが真の成功」であり、「内なる成功」とは心の充実や平静さを手に入れることという内容は、世の中に左右されずに自分自身の本当の幸せを得ることに繋がるものと感じた。考え方1つで人生が変わる。ワクワクしながら読んでほしい。

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