前田裕二「メモの魔力」を要約。ノートの書き方も併せて書評

処方de書評

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当ブログは薬の処方箋の表記を意識した書き方になっているよ。初見でも伝わるとは思うけど、以下の説明を読んでもらえるとより楽しめるので良かったら一読してね。

【書名】
メモの魔力

【用法・用量】
成人(18歳以上)、1日2~6ページ程度を限度とし、人生を変える実践的なメモを学ぶこと。ただし、メモが独特で抵抗を感じるかもしれないので、その時は「第五章 メモは生き方である」を読んで自分なりの方法を考えてもよい。

【効能・効果】
●日常のあらゆることがアイデアのヒントになる●自分自身のことがよくわかるようになる●夢が現実になる

【製造・販売元】
前田裕二著 幻冬舎刊

【注意】
著者のメモはただ忘れないために書くというものではなく、書いたものを自分の成果となるように発展させるという高度な行程を経るので身に付けるまで時間が掛かる。しかし、解説が丁寧なので本書をよく読んでじっくり取り組めば自然とできるようになる。

【備考】
「メモの魔力」を持てば無敵。誰でもできて人生が一変するメモの方法を学べる1冊。メモの魔力があれば日常のあらゆることをアイデアに転換できて、自分をよく知って物事に熱中できるので周囲からの共感を集めることができるようになる。メモする際に最も大切なのは「メモは姿勢である」という価値観で、様々な情報にアンテナを張り、何らかの知的な成果物を生み出す意識を常に持つことが基本となる。そしてメモを通して最も知るべきなのは自分を串刺しにする本質的な人生の軸である。本書で紹介されているメモの書き方はノートを見開きで使って左側に「ファクト」(事実)を書き、右側に「抽象化」(他へ応用できる部分を探る)と「転用」(実行できるアイデアにする)を書く。転用まで落とし込むことが人生に繋がるので少しずつ書いて慣れていき、メモの魔力を手に入れよう。

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