ちきりんの本「自分の時間を取り戻そう」を要約。やり方も含めて書評

処方de書評

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当ブログは薬の処方箋の表記を意識した書き方になっているよ。初見でも伝わるとは思うけど、以下の説明を読んでもらえるとより楽しめるので良かったら一読してね。

【書名】
自分の時間を取り戻そう ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

【用法・用量】
成人(18歳以上)、1日2~6ページ程度を限度とし、忙しさの本質を理解してそれを脱する術を学ぶこと。ただし、上手くいった場合に周囲にまで同様の効率の良さや時間の使い方を押し付けないこと。周りには周りの時間がある。

【効能・効果】
●お金や時間といった人生の希少資源を自分のために使えるようになる●仕事でもプライベートでも生産性が高まる●いつのまにか成長できている

【製造・販売元】
ちきりん著 ダイヤモンド社刊

【注意】
全10章、約250ページのうち、生産性の高め方について実践的な内容は4~7章の約100ページ。序文から3章までは一般的な生産性の低さの解説や生産性について疑念を抱く人への答えなので、生産性を高める方法を早く知りたい場合は4章から読もう。

【備考】
忙しくてやりたいことができない、充実感のない人生がずっと続くのではないかと不安。そんな人のために本来の自分の時間を取り戻す方法が書かれた1冊。多忙な人たちがまず取り組むべきは「生産性を上げること」で、それはあらゆる資源が今までより有効に使われている状態である。生産性を上げるには投じる資源をむしろ減らすとよい。なぜなら人は限られた状況に陥った時こそ、生産性を上げようとするからだ。特に貴重である時間という資源は目に見える形にすると把握しやすい。具体的な方法として「残りの人生をマスで表して可視化する」というものがあり、1ヶ月1マスとして横に12か月分、縦に10年分の合計120マスを書いて経過した部分を塗る。これは時間を意識するために思った以上に効果があり、手軽にできる。ぜひ試してみて欲しい。

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