ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果を要約して書評

処方de書評

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当ブログは薬の処方箋の表記を意識した書き方になっているよ。初見でも伝わるとは思うけど、以下の説明を読んでもらえるとより楽しめるので良かったら一読してね。

【書名】
ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果

【用法・用量】
成人(18歳以上)、1日8~15ページ程度を限度とし、1つのことにだけ集中する大事さを学ぶこと。ただし、取り組むべき1つのことを見つけるのは簡単ではないので、本書をしっかり読んで吟味すること。

【効能・効果】
●成功に必要なたった1つのことがわかる●マルチタスクよりも仕事の効率が上がる●永く続く幸福が手に入る

【製造・販売元】
ゲアリー・ケラー、ジェイ・パパザン著 SBクリエイエィブ刊

【注意】
「マルチタスクは効率的」「バランスのとれた生活が肝心」は嘘。他にもこれまで正しいと考えられていたことが実は成功の妨げになっているとの主張が含まれている。なぜ嘘なのかをよく読み、自分の経験と比べて判断しよう。

【備考】
膨大な仕事量に追われる日々では大きな成功は望めない。集中すべき1つのことを見つけて取り組み、飛躍的に結果が出せるようになる1冊。1つのことは望むものを手に入れる最善の方法であり、目覚ましい成果はどれほど的をしぼれるかによって決まる。1度にすることは1つと決めて時間をかけて積み重ねることが成功のカギである。PART1ではこれまで信じられていたことが実は我々を惑わす「嘘」だということ、PART2では生産性は実はシンプルに高められるという「真実」が書かれていて、PART3では1つのことを続けて得られる「目覚ましい成果」を教えてくれる。この構成は本書の要点を明確に示しており、文中の解説はイラストが多く使われていて視覚的にも理解しやすい点がとても好印象だった。

出典:ゲアリー・ケラー、ジェイ・パパザン「ワン・シング」(SBクリエイエィブ刊、2014年)

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