西内啓の「統計学が最強の学問である」を要約。目次についても書評

処方de書評

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当ブログは薬の処方箋の表記を意識した書き方になっているよ。初見でも伝わるとは思うけど、以下の説明を読んでもらえるとより楽しめるので良かったら一読してね。

【書名】
統計学が最強の学問である

【用法・用量】
成人(18歳以上)、1日10ページ程度を限度とし、統計学(経験から得られたデータを基に一定のルールやパターンを見つける学問)から生活に役立つ教養を得ること。ただし、「回帰分析」や「p値」など専門用語と数字が多く使われているので、どうしても苦手な場合はそれらを飛ばして結論を先に読む。

出典:西内啓「統計学が最強の学問である」(ダイヤモンド社、2013年)

【効能・効果】
●仕事やプライベートにあらゆるデータを活かせるようになる●統計学の基本が身に付く●自分の人生をいつでも最善にコントロールできる

【製造・販売元】
西内啓著 ダイヤモンド社刊

【注意】
太字で書かれている部分は専門用語の解説や用語そのものであることが多く、必ずしもまとめや要点が強調されているわけではない。文章をよく読んで大事なポイントを逃さないようにしよう。

【備考】
情報溢れる現代社会において膨大なデータを扱うのに欠かせない統計学を学んで日常に活かせる1冊。どんな分野の議論においてもデータを集めて分析することが最速で最善の答えを出すことに繋がるため、その点で統計学は最強の学問と言える。世の中には最善は何かの究明に命をかけている人たちがいて、彼らが辿り着いた真実は文献にはあるものの私たちの目に触れることがない。私たちがすべきことはいかに速くそうした真実を探し当て、理解し、実践するとともに、その知恵を周りに普及していくことである。目次には統計学の専門用語がズラリと並んでいるが「あみだくじの必勝法」「『オリンピックの魔物』の正体」などお馴染みのテーマもあり、読むとそんなに難しくなくて面白かった。統計学を味方にして最善な日々を送ろう。

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