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当ブログは薬の処方箋の表記を意識した書き方になっているよ。初見でも伝わるとは思うけど、以下の説明を読んでもらえるとより楽しめるので良かったら一読してね。
【書名】
サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット
【用法・用量】
成人(20歳以上)、1日20ページ程度を限度とし、お金について良い判断ができる考え方を学ぶこと。ただし、ほとんどの章の最後にその章の内容を踏まえた上で「次章では○○について話していこう(見てみよう)」と書かれているので、気になるようなら限度を超えて読み進めてよい。
【効能・効果】
●本当の「富」とは何かがわかる●投資に必要な考え方が身に付く●好きなことを、好きな人と、好きな時間に、好きなだけできる
【製造・販売元】
モーガン・ハウセル著 児島修訳 ダイヤモンド社刊
【注意】
300ページを超える厚みのある本で一見読むのが大変そうに感じるが、全20章立てと細かく分かれている上にそれぞれが簡潔された作りになっている。目次を見て気になったところから読むこともできるので、気後れせず本を開こう。
【備考】
お金にまつわる人間心理を通して、お金についてより良い判断を下すための教訓が得られる1冊。お金とうまく付き合うには頭の良さよりも実際にどんな行動を取るかが大切で、経済的な成功には物理学や数学の知識よりも複雑で測定が難しい人間の心理や行動が関わっている。だから「サイコロジー・オブ・マネー(お金の心理学)」が重要なのだ。目次は全20章それぞれのタイトルとサブタイトルのみとシンプルだが、「第2章 運とリスク─何事も、見かけほど良くも悪くもない」「第10章 貯金の価値─あなたが唯一コントロールできることが、一番重要なメリットをもたらす」など、気になってついそのページを見たくなるようなフレーズが並んでいて読書欲をそそる。一生お金に困らない秘訣、読んでおいて損はない。
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